欧州サッカー入門 戦術と移籍の特徴

サッカー

欧州サッカーに興味を持ち始めた方にとって欧州4大リーグについて知ることこそが、欧州サッカー通になるための入門編となると思います。そういったことから欧州4大リーグのそれぞれの特徴を紹介したいと思います。

バルセロナとレアルマドリードの2チームが常に優勝争いをするリーガエスパニョーラの特徴は、素早いパス回しやカウンター攻撃を多様する戦術で、バイエルンの1強が色濃いブンデスリーガの特徴は、スピードと高さを武器にした選手らが多く、ショートパスを繋いで高さを生かした戦術です。また、4大リーグの中で最も財政が潤っているプレミアリーグの特徴は、激しいフィジカルチェックとロングパスを多用するフィジカル重視の戦術で、1990年代に世界最強リーグと呼ばれたセリエAの特徴は、イタリア代表が得意とするカテナチオからもわかるように守備に重きを置いたカウンターサッカーです。

このように各リーグごとにそれぞれ特徴が違うので、自身の好みの戦術を用いるリーグに注目するとよりサッカーを楽しめるはずです。また、選手の移籍の仕方にも特徴があります。財政力のあるプレミアリーグには世界各国の優れたサッカー選手が多く集まります。

しかし、世界最強との呼び声高いバルセロナやレアルマドリードに憧れる選手は多く、プレミアリーグで活躍した選手らは軒並みリーガエスパニョーラへと移籍をする傾向が強いです。また、ブンデスリーガではバイエルンが他クラブの主力選手を引き抜くことが多く、低迷ぎみのセリエAにはイタリア代表選手が多数在籍する反面、他国のスター選手がリーガエスパニョーラやプレミアリーグに引き抜かれることも多くなっています。