欧州サッカー入門 四大リーグ

サッカーは世界で最も人気が高く、プレイヤー人口の多いスポーツの一つです。世界中の多くの国がプロリーグを持ち、各国のサッカー協会と結託して選手の育成や環境面の整備に力を入れています。

そんなサッカーの世界でも、とりわけ注目を集めるのが四大リーグと呼ばれるイングランド、スペイン、イタリア、ドイツの国内リーグです。世界中から多くのスター選手が集まる最高レベルのリーグは、世界中のプレイヤーや、プロを目指す子供たちにとっても憧れの舞台です。

四大リーグは国内はもとより世界各国でも試合が放送され、高い人気を誇っています。国内にプロリーグがない国の人たちや、サッカー入門者でも気軽に世界レベルのプレーを見ることができ、そうした面からも世界のサッカー界のレベルアップに貢献しているといえます。

こうした世界的な人気が興行面でも四大リーグに好影響を与えています。試合の放映権の収入やユニフォーム、グッズの売り上げは資金源となり、移籍市場での選手獲得に役立つ上、小さい頃から四大リーグの試合を視聴して憧れを持った選手がプロになり活躍すると、自然とその舞台を志すようになります。このようにしてハイレベルな選手を獲得し続け、その人気をさらに高めることで興行的にも利益が出て、その利益を補強に回すという好循環が出来上がります。

欧州サッカーの入門 4大リーグの特徴

欧州サッカーでは4大リーグといわれる4っつのリーグがあります。入門者であれば、まずはここから入るのがいいでしょう。4大リーグというのは、プレミアリーグ(イングランド)、ブンデスリーガ(ドイツ)、リーガ・エスパニョーラ(スペイン)、セリエA(イタリア)と考えてもいいでしょう。欧州には他にもリーグはありますがここが4強という感じです。

まずは、プレミアリーグですが、人気という点では世界一かもしれません。さすがにサッカーの母国イングランドということになるのでしょう。資金力の高いクラブが多いので、有名人が多く所属しています。

次のリーガ・エスパニョーラは実力という点では今最もあるところということになるかもしれません。人気選手を多く抱える二大チームが所属しているところとして世界的にも有名です。二大チームというのはバルサとレアルマドリードです。

ブンデスリーガはドイツらしく堅実実のある職人感を感じさせるリーグです。玄人に人気のリーグといってもいいかもしれません。バイエルン1強ともいわれますが、もちろん他のクラブにもいい選手が大勢います。

最後のセリエAはかつては世界最高峰のリーグとも言われていたのですが、疑惑事件などもあり最近はかつてほどの栄光を失ってはいます。