チェルシーサポーターの期待を一身に背負っているランパード監督。
本名をフランク・ランパードといって、IQ150を超える頭脳の持ち主で、過去にはイギリス代表にも選ばれたほどの実力者です。そんなランバードとチェルシーの関係は、まだランバードが選手だった時代の2001年にチェルシーへ移籍したことから始まっています。
2006年から2007年まで、副キャプテンとしてチームを引っ張り、インテルへの移籍が囁かれるなか、チェルシー残留を決め、チェルシーでキャリアを終えることを決めたのです。
2009年から2010年のシーズンでは、プレミアリーグ史上最多得点である22得点を挙げ、チェルシーの4シーズンぶりのプレミアリーグ制覇もランバードの功績によるものが大きかったのです。

ランバードが監督となり、新生チェルシーが活躍することを願うファンは多くます。なぜチェルシーはこれほどまでに強いのかというと、それは徹底した選手の管理によるものが大きく左右します。その点、ランバード監督の指導は厳しく、その徹底ぶりは厳しい罰金制度にも表れています。遅刻などをする度に厳しい罰金を課しますが、そういった徹底した管理がチームを強化してきたのです。チームにとって強力な戦力であったエデン・アサールをレアル・マドリードに引き抜かれたことで、チームのバランスが崩れそうになっても、見事に立て直しが出来たのも、ひとえにランバード監督の手腕によるところが大きかったのです。
2019年10月のプレミアリーグ月間最優秀監督賞を受賞出来たことからも、その手腕のたしかさを物語っています。